どーも、ぱっしーです。
今回は低温調理器で【リンゴのコンポート】を作っていきます!🍎(後半にはコンポートを使ったレシピも紹介してるので、よろしければ最後までお付き合いただけると嬉しいです♪)
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Contents
☆リンゴの効用
まずは、今回のメイン食材であるリンゴについて説明していきたいと思います!
リンゴは欧州で
「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」
といったことわざがある程、昔から健康効果の高い食材とされています。それは何故なのでしょうか?
▶︎食物繊維が豊富
リンゴには、食物繊維のセルロース、リグナン、ペクチンが多く含まれています。これらには整腸作用があり、腸内の老廃物を水で包み込んで排泄を促進し下痢や便秘を防止することができます。
パレオな男こと鈴木祐さんが書かれた本『最高の体調』の中にも、【腸内環境の大事さ=食物繊維を日常で摂る】重要性が書かれていましたね。オリエンタルラジオの中田さんの『Youtube大学』でこの本を解説してる時も、食物繊維のシーンで「とりあえず食物繊維はリンゴだけでも覚えてくれ」と言ってましたね笑!身近な食材だけに少し意外ではありますが、リンゴにはそんな隠されたパワーがあったんです!
▶︎皮にも驚きの効果が!
これだけでも食べる価値はあるんですが、さらに『皮』にも健康効果があるんです!例えば玉ねぎは中身より皮の方が多くの血圧低下の効果があるように、結構野菜や果物って皮に多くの栄養素があるんですよね。リンゴもその一つなんです。
リンゴの皮にどういう効果があるかと言いますと、
・老化防止や動脈硬化を予防する抗酸化作用
・肥満防止に効く中性脂肪低下作用
・炎症やアレルギー症状の予防に効くコレステロール低下作用
などの効果があります!老化防止や肥満防止なんて言われたら、もうこれは一緒に食べるっきゃないですよね!!
ということで、リンゴの健康効果について分かって頂いたところでこの先はレシピ紹介です!
【リンゴのコンポート】
☆レシピ
▶︎材料
・リンゴ(皮つき):1個⇨大体市販で売られているリンゴの重さは300g前後です
・ハチミツ:30g⇨リンゴに対して1割で調整してます
・レモン汁:5g
▶︎作り方
1:リンゴを好きな大きさにカットする
2:ジップロックの中に、全ての材料を入れ揉み合わせる
3:85度で1時間、低温調理をする
▼アンチエイジングpoint
・85度
今回この温度に設定したのは、先ほど食物繊維で紹介したセルロースがこの温度で分解するからです。鶏むね肉を調理するときは、60度以上にしてしまうとタンパク質が変性して硬くなってしまうのでこの温度を超えない方がいいのですが、それと似たような感じで今回はセルロースが分解するギリギリのラインを狙って作ってみました。
・レモン汁
今回のレシピをもっと簡単にするならば、正直レモン汁がなくても作れます。なので「あー、レモン汁ないから作れない…ダメだぁ」となる必要はありません。では何故今回レシピの中に加えたのかというと、2つの理由があります。
1:変色防止
2:酸味というアクセント
1:変色防止
⇨リンゴは個人的に変色が超早い食材だと思っています。皆さんの中にもリンゴの料理を作ろうとして準備している間にどんどん色が変わってしまったことはありませんか?またバナナも変わりやすいので、デコレーションの際は皮を剥いた後にレモン汁を塗っておくと色をキープできます。
少し話はそれましたが、レモン汁にはこの変色を防ぐ作用があるので使用しております。
2:酸味というアクセント
⇨リンゴとハチミツだけで成り立つのですが、甘いものを最後まで食べ続けるって時に味変を求めたくなりますよね?そこで上の効果もあるし、味に酸味のアクセントを加えることで食べやすくなるので加えております。ここら辺は好みで調整してください。
☆アレンジメニュー
【まるごとリンゴのコンポート】
▶︎材料
上記のリンゴのコンポートと同じ
▶︎作り方
1:リンゴのヘタをカットし、スプーンなどで芯など中身をくり抜く
2:まるごとリンゴの中にハチミツ、レモン汁を入れる
(中身はコンポートレシピのg数を参考に、別途で調理する)
3:それぞれ85度で1時間低温調理する
4:中身を中に戻して、ミントなどでデコレーションして完成
【アールグレイとコンポートシロップの2層ゼリー】
▶︎材料
・お好きな紅茶+2%のイナアガー
・(コンポート作りで余った)コンポートシロップ+シロップに対して2%のゼラチン
・リンゴのコンポート
・ミントなど
▶︎作り方
1:アールグレイ(お好きな紅茶)を作り、水分に対して2%のイナアガー(※なければゼラチン)を入れゼリーを作る
2:コンポートで余ったシロップも同じように、シロップを温めシロップに対して2%のゼラチンを入れゼリーを作る
3:それぞれ冷やし固め、固まったら紅茶の方にシロップゼリーをスプーンでゼリーを崩しながら入れる
4:上にリンゴのコンポートやミントを飾って出来上がり
※1に関して補足です。例えば紅茶を作るのに200gのお湯が必要なら、200gのお湯で普通に紅茶を作ります。その後鍋に移し100度まで沸騰させたら、そこに4gのイナアガーを入れ溶かして、お好きな器にいれ冷やし固めてゼリーを作ります。
※イナアガーの方が透明度が高く紅茶が透き通るのでできればこちらの方がいいですが、なければゼラチンで固めても問題ありません。
※材料の量に関しては紅茶に必要なお湯の量や、ご家庭にある器の大きさと相談して作ってみてください
ちょっと文章の説明だと%が出てきて難しく思いそうですが、やってることはシンプルで簡単なので興味ある方は是非トライしてみてください♪
〜最後に〜
ここまで読んでいただきありがとうございました。低温調理器がない方も通常の作り方で余ったシロップなどを使い2層ゼリーなどは作れると思いますので作ってみていただけると嬉しいです。低温調理器がある方は切って合わせて入れるだけで簡単にできますので、お手軽スイーツとしてお楽しみください✨
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